嶺上の桜雲

読書・デレステ・自己その他に関する日常的な思索など

自身のアスペルガーについて

 自分はアスペルガー症候群である(診断名は広汎性発達障害、現在は自閉スペクトラム症の方が一般的か)。保育園にいた時分から鉄道に大ハマりし(今はそれほどでもないが関心自体は残っている)、学校ではグループの一員にはなれてもその中心からは常に外れていた辺り、症例としては割と典型的な類だろう。大学に入った頃には既に自覚していたものの、しばらくはアスペルガーか否かを確定させる必要性を感じていなかったためか、最終的に診断が付いたのは去年の4月となった。

 

 診断の際に行った各種検査の1つに、ウェクスラー成人知能検査(WAIS)がある。これは世間一般で誇張されているそれとは違う本来のIQを測る検査であり、実際にMENSAの入会資格にも使用されている。WAISの詳細はリンク先に載っているので閲覧は各自の判断にお任せするが、「自分は何が得意で何が苦手か」を後述する上で多少なりとも参考になると思われることから、以下に自身の数値を紹介しておきたい。

 

1.IQ

  • 言語性IQ 130
  • 動作性IQ  98
  • 全検査IQ 118

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2.群指数

  • 言語理解 129
  • 知覚統合  93
  • 作動記憶 137
  • 処理速度 100

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3.評価点

<言語性>

  • 単語   15
  • 類似   13
  • 知識   17
  • 理解   12
  • 算数   16
  • 数唱   15
  • 語音整列 17

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<動作性>

  • 絵画配列 12
  • 絵画完成  4
  • 積木模様  9
  • 行列推理 14
  • 符号   10
  • 記号探し 10
  • 組合せ   5

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 恐らく一連のグラフ中でも特に目を引きやすいのは、言語性IQの全般的な高さと、動作性評価点における「絵画完成」(=視覚的細部を感知する能力)と「組合せ」(=部分を全体に統合する能力)の異様な低さではあるまいか。これらの傾向は検査結果の報告書でも当然のように言及されているため、適宜引用しながら説明に役立てたい。前者については「言語理解・言語表現に優れており、語彙に関する知識を深めることや、言語的知識の活用が得意」だとしているが、これは言語性評価点の「知識」(=一般常識の程度)が高い点とも合致する。

 

 一方で後者に関してはそれぞれ「『見落としが多い』と指摘される行動に繋がる」、「試行錯誤が苦手で、見本・モデルがない課題や正答のない物事に取り組む際には、困難さを感じる」など見事に自分の痛いところを突いている。実際何かしら物を探す時に苦労するのは日常茶飯事であるし、あくまで推測に過ぎないが人の顔を覚えにくいのもこの影響を受けていると個人的には考えている。またこうしてブログの記事を1つ書き上げることでさえ、優に数時間はおろか1日の大半を費やしている場合もザラなのが実情だ。しかしそれを口実にしていてはアウトプット自体が覚束なくなる以上、今後も生みの苦しみには真正面から向き合っていくしかないのかもしれない。